★ばばかんレビュー★
〜演奏会のアンケートより〜
第55回定期演奏会 2000年1月16日(日)練馬文化センター大ホール
指揮: 森山 崇   ピアノ独奏:若林 顕


●ブラームス/大学祝典序曲
・2000年の新年の始めにふさわしい、明るく、よろこびに満ちた曲で、とても晴れやかな気分になりました。ババカンの人柄の良さが出てました。
・音が流れ出した途端、その音楽という空気にすっぽり包まれて、とても幸せな気分でした。
●ブラームス/ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
・ピアノとさまざまな楽器との共鳴し合う素晴らしさを改めて再認識することが出来ました。それにしても素敵な曲ですね。若林さんとババカンの息も合っていました。
・感興豊かで良い。ブラームスのちょっぴりひねくれたユーモアが浮上したと思う。うっかり聴き落として流れ去りがちな、和声進行の惰性をひょいひょいとかわして戯れるブラームスが聴き取れた。生演奏ならではの発見。
・尾高顕智氏のピアノソロ代奏による練習が大きな成果をもたらす要因になったことは明白です(大拍手)。
●ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調
・内省的な陰影の濃い、彫りの深いブラームス。森山さんの名解釈に最大の敬意を表します。「アマチュアの」という但し書きをはずして、心底感動しました。
・「恋心」という解説(プログラム)の言葉を探しながら聴きました。甘く切なく、美しい、しかしちょっと寂しい(笑)。
・2楽章の弦におおっと思い、3楽章の各地でほろっときて、4楽章は冒頭からずっとぞくぞくだった。
・この曲にはなかなか熱くなれず、いつも冷静にきいてしまうのだけど、こうゆっくりたっぷりやるとそれなりに良い。
・最高。感激。ブラームスの交響曲の中でも一番好きなので楽しみにしていたのですが、期待をはるかに越えていました。
・昨年「ドイツ・レクイエム」を歌ったときに、ブラームスの音楽は「群青色」にみえるなあとと思ったのですが、この曲はよく晴れた青空のような色にみえました。
●全般
・馬場管のコンサートは、私達の毎日の忙しさや疲れた心をいやしてくれる場だと思う。
・このようなすばらしいオケが安い価格でメジャーな曲をするのは、クラシック文化の裾野を広げる意味でとても意義あることだと思います。聴衆の聞きたい曲をこれからもとりあげていただければ、と思います。
・毎回演奏会パンフレットの内容が新鮮でユニークでストックしております。なかなか文筆力のある面々の解説がいつも楽しみになっております。
・孫に聴かせる迄、本当のババ(ジジ)管まで頑張って下さい。
・私事ですが、明日、修士論文の提出日でして、今日の演奏会も行けないかと思っていました。でも、前回の演奏会のときに「がんばって論文を完成させて、ばばかんのブラームスを聴きに行くんだ!」と決心しまして、何とか昨日までに完成させました。こんな日に大好きなブラームスを聴けて、とっても幸せです。

みなさま、どうもありがとうございました。/ 高田馬場管絃楽団